ひとりごと。

ご心配のコメントを頂きました皆様、ありがとうございました。必ずまたお返事させて頂きます。無記名の方も多くいらっしゃいまして、有り難さをかみしめております。
今後の公演を、無事お守り下さるよう、帝劇の神様にみなさまの思いが届きますように!!!
以下はひとりごとです。後日の自分用に、今思うことをそのまま残しておこうと思います。
平凡な日常生活が繰り返されるありがたさ。
それは実はいろんな幸運の組み合わせの上に不安定に乗っかっているだけだと。こんなに強く無残に突きつけなくても、と大いなる力に恨み言を言いたい。
今夜もあえて日課どおり光一君のDVDをお風呂場で見ました。不自由なく日常を送っている罪悪感、ニュースを見ては受ける深い絶望感・喪失感から、一時的にでも心身を開放したいと。
こんな素敵な非現実的な素敵な空間も、みなさんの日々の堅実な営みが支えているからこそ存在するわけで。改めて実感する。文化芸術は日常の中から価値を見出されて選りすぐりで存在する。だから無くても生きていける、なんていうことは絶対ない。

(大空が美しい それはきっとそうさ 僕らがいる大地があるから)
皇居前への避難中、偶然にもあの大人数の中でお友達に会えたり、そのまたお友達が帰宅困難者になっていてホテルを紹介してあげたり。寄り添って話をするだけでどんなに心強かったか。縁の不思議さ、大事さ。

(人は一人じゃ生きられない 愛を守る使命がある)
全国が悲しみにくれ、輪番停電をしてまでの電力不足の中、そして余震も続く中、娯楽である舞台がどうなるのか、予測がつきませんが。みなさまの安全をどうかお守りください。そして帝劇に行けることを心の支えに、日々のくらしを丁寧に生きているような穏やかな毎日が、一日も早く戻りますように。

(悲しみの大きさを 超えてく強さ 涙をぬぐい 明日を見つめる 眼差し)
(限りなく輝いて 僕らを見つめる あの星へと 誓う 夢はずっと 夢はずっと続くと)