平安神宮一日目(ネタバレ)。

パラパラ小雨が2曲目辺りまで降っていましたが、幸い止みました。
セトリなどは皆様つぶやいてはると思いますので、ざっくり感想です。

ステージの剛君エリア頭上、注連縄で四角く結界が張られています。
しゃまにっぽんと分けてくるのかどうか・・・と思っていましたが、マイクスタンドが例の赤いスタンドだったので、曲もそうなんだなと。
四角い結界の外側を囲むように、左からブラスの3方、名越夫妻・たけうちくん、たもんくん、ドラムだっちさん、すてぃーぶさん、れなーどさん、そがわさんのピアノ、という楽器別配置です。

始まる前に恒例、平安神宮さん神主さまによるお祓い。

・客電が消されて、たけうち君他いつものメンバーさんが演奏する中、剛君不在。そして、奥から、あのゴールドの能面をかぶって、踊りながら登場。そのまま1曲目は踊りを奉納。

・剛君の衣装は、去年と同様の長じゅばん風ガウンと同柄ゆるパンツに白いTシャツでしたが、黒字に赤の四角い柄が格子状に並ぶ生地でした。パンツは前半分が上と同じ生地で、後面は黒。

・髪型は、トイプードルパーマが伸びて?伸ばして?ちょっとくせがある程度の茶色いゆるふわでした。おひげはなくツルツル。

・たしか「くにのうた」中、レーザーで門に文字が投影されていたのですが、例によって反転していたのでわからず。祈ではなかった。

・ピアノ伴奏だけのゆっくりとした「えにをゆいて」。空に伸びやかに広がって野外ならでは。

・だっちさん、すてぃーぶさんれなーどさん兄弟の打楽器対決も、平安神宮という場所にぴったりでした。神社はお寺よりプリミティブな印象があるからか。

・剛君が歌ったのは、この2曲のほかに、しっぷで出来た即興曲を作り直したという2曲。

・全曲終わるまでMCなし。音の出せなくなる20時半過ぎ、メンバーさんがはけて、剛君MC開始。

・「曲少ないやんけボケとか、あんまり歌いよらへんかったと書かないでね」「一曲一曲かみしめましたとか、うまいこと書いといてください」

・「え、知らん曲歌ってますけど?って思ったかもしれませんが」はい、みなさん戸惑ってました。しっぷアンコールで生まれた曲を聴きなおして作り直したので、皆さんが初めて聞くんですよ、と言われて拍手が起きたのですが、戸惑いもありそれほど大きくなかったので(笑)、つ「もうちょっと大きくても・・・」と言われ拍手大きくなり、「いいんです、お芝居は。」と。

・その新曲1曲目の、「ぼくらは美しい日々を生きているよ 争いでいのちが消えていくよ 争わなくてもいのちは消えていくのに どうしてだろう」という歌詞が彼らしい。死を意識して生を意識することは大事。

・最初セトリを作ったとき、スタッフさんに「しゃーまにっぽんの曲しかないですけど大丈夫ですか」と指摘されて気づいて作り直したと。今現在彼が歌いたいことは、過去の歌じゃなくて、本当にあのアルバムにリアルタイムに集約されてるんですね。

・昨年のテーマは「祈り」でしたが、今回のテーマは「ひとつ」。最近のテーマを受けて、いのちもひとつ、人生も一つ、政治家のつくる国じゃなくて、ひらがなのくにもひとつ、という意味で。「僕ができることをやりますので、皆さんは皆さんにできることをやってください。」


・剛君と共に、平和を願って恒例の二礼二拍手一礼。「4000人がいるとは思えないほど、拍手がぴったり揃うなんてすごい!」と。拍手、ほんとに揃ってました。小さいときから刷り込まれた、日本人の持ってる呼吸なんだと思う。