天/地/明/察見てきました。

後味すっきりほのぼの。良質のファンタジー。さながらジ/ブ/リ。
観てよかった!!
・職場で原作を読んだ人が、「算哲さんは岡田君みたいにかっこよくない!イメージ違う・・・」と言っていたので、わざと原作を読まずに行きましたが、正解だったと思う。

・とにかく脚本がシンプルで、原作を読まないとわからないところがなかったし、途中敵になんやかんやされてハラハラしつつもハッピーエンドが約束された勧善懲悪なところがジ/ブ/リ。音楽も久石さん。

・富や名声を求めるのではなく、使命を全うすべく○○バカな心優しい二枚目と、それを献身的に支える理解者の美しい賢妻。美しい日本の風景。音楽久石さん。この構図はあのお茶のCM。日本人の好きな構図なんだろうな。

・何しろ岡田君とあおいちゃんが可愛くてほんとにお似合いでもう!!2人の純愛が柱のひとつですが、時代劇なんでキスシーンなどは皆無で、それがまた清純で映画を上品にしてた。

・上品と言えばあおいちゃんの小紋の着物がどれも清楚で可愛くて。若い頃の岡田君の紺の絣も似合ってた。

・願わくば大河の奥さん役もあおいちゃんで!(愛妻家設定なので)

・登場人物が少なくて、でも必要最小限。その配役がどの人もどの人もおしなべてどんぴしゃで言うことなしで素晴らしいです。(いずれも現大河に欠けているところだと・・・。)

・柱の一つ、関さん×算哲。一度も会わずに絵馬で告白合戦。

・それにしてもプロポーズしたいから3年待てとはファンタジー(笑)。

あえて難を言うなら、

碁石をそんなに音高らかに、しかも一旦端に置いて滑らせるのは、むしろマナー悪い。お城碁であり得ない。

・後半、メインが誰も老けメイクしてないのに、坊主の縦山君だけ皮膚がシワシワで不自然。

・時代劇で俳優さんが演じる仕舞や謡曲・・・プロが吹き替えて欲しいなといつも思う。中井さんはともかく、岡田君は今までお能を見たことないんじゃないかなあ・・・。

・えんのすけさんが激昂する場面、聞き取れず。


まあそんな細かいところどうでもいいので、

耳に残るラストシーン。
「この星を覚えてるかい?」「はい」「えんにあげた星だ」
こんな壮大な甘いセリフ。岡田君の声がとても素敵で。やっぱりジ/ブ/リっぽい。あ、そう言えば岡田君吹き替えやってましたね!