剛君のシングル。

「にじの詩」、奈良ではじめて聞いたときには4年前云々という知識がないまま聞きました。
それでそのときは、確かに震災を想起させる歌詞だけど、「空」さらに「えにをゆいて」と来て今なぜこれを??と不思議に感じたものでした。
それを『音/楽/と/人』で、スタッフが気に入ってたからだとはっきりと。そして曲が自ら日を選んで出て行く、というのも納得。
ミュージシャンさん達に愛されまくっていることもよーくわかりました。三宅さんありがとう。この本買ってよかった。

震災のみならず、台風の被害が次々報道され思い知らされる中での発売となり、みずときず、というテーマが期せずして一層強化されてしまい。結果的に、水だけのジャケ写、水だけのビデオクリップがかえって饒舌で・・・。


優しい曲たちの中でも、今の私の心境に一番寄り添ってくれるのは、歌詞のない「月」。剛君には申し訳ないけど、今ちょっとメッセージをそのままでは受け止められない。生々しすぎて。


本日の京都は、中秋間近の月が冴え冴えと光っております。月明かりで見えにくいですが、全天に星もたくさん。まさに、夜風のリズム 星座が誘う。
剛君に、ファンの皆さんに、この夜空を見て欲しかったなあ!